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夫婦におすすめの映画『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』暮らしに求めるものとは?

家のこと
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前回のブログで「家の眺め」について書きました。
ついでに映画の事も書こうと思います。

家の窓の位置を考えるー眺めのいい部屋って素敵じゃないですか?
”眺めのある生活”って良いですよね。 都心だと眺めがある部屋ってお高いし、お金持ちのステイタスって感じです。 現在の我が家はそこそこ田舎。他の人から言わせたら、超田舎?? でも、そんな田舎だからこそ、眺めのある暮らしを享受できています。

『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』

モーガン・フリーマンとダイアン・キートンが夫婦役って言う事だけでも凄く惹かれますが、何と言っても、『家』のお話ですから、インテリアが楽しめる映画だろうし、ニューヨークと彼らが住んでいるブルックリンは私たちも旅行で訪れた場所でもあるので、知ってる場所が映ってるかも~とワクワクして観ました。

映画として楽しめる以上に、夫婦として共感できる部分もあるし、家の購入を考えている人に役立つような内容だったり、人生や家族と生き方や暮らし方そのものについて考えさせてくれるストーリーなんです。

ストーリーにはいくつかポイントがあります。

40年以上連れ添った子供のいない夫婦の話であること。
黒人と白人の夫婦であること。
この二人が退職を期に犬を飼い始めたこと。
ブルックリンのウイリアムズバーグ橋の袂、街並みを一望できる、眺めのいいアトリエのあるアパートで暮らしているということ…

こうしたポイントが重なり合って、ストーリーが展開していきます。

彼らは結婚し、アパートを買って、紆余曲折もありながらも、40数年、このアパートに住みそして、歳を重ね子供同様の犬と幸せに過ごしていました。

しかし、このアパートにはエレベーターがありません。
原題は『5 Flights up』なので、日本でいう6階なので、結構な階段です。

モーガン・フリーマン演じる夫アレックスは階段が辛そうです。
ダイアン・キートン演じる妻ルースは彼の事が心配です。
そんなある時、犬がヘルニアになります。

5 Flights up(2014)・眺めのいい部屋売ります

自分たちのこと、犬の事、考えた末にルースは『アパートを売る』という決断をします。

理由は一つ。歳を重ねた二人と一匹には階段が障害になったから。

アレックスは家を売りたいとは思っていませんが、自分の足を心配し、売ると決めた妻の気持ちを考慮し、新しい家探しに付き合います。
歳を取るということが悲しく、寂しい気持ちにさせますが、しかし、これはコメディ映画。
この部分を面白可笑しく、最後にはハッピーにさせてくれるように展開します。
そして、”犬”の存在がこのストーリーの薬味になっているのです。

5 Flights Up (2014)・眺めのいい部屋売ります

ええ、お話は基本、ハッピーエンドが大好きです。

という事で、ハッピーエンドな映画とバラしてしまいましたが、この過程を楽しんで観てほしいなという事と、夫婦って、家族って、家って…を考えさせてくれます。

彼らが買った家は眺めが凄くいいし、二人にはお気に入りの我が家でした。ただ、ただ…階段が障害なだけなのです。
だから、自分たちが若いころ、このアパートを購入した時の喜びを、『若い家族に譲ろう、自分たちはこの眺めを満喫したし、もう歳を取ったから…』

と・・・決断するところにウルウルと来てしまいます。。
こうした物事の考え方や夫婦の愛情は素晴らしいなと思いました。

しかし・・・家を売るという過程で大騒動が展開しますが、そんな中で、二人は色んな感情に翻弄されながら気づきます。
本当は”慣れ親しんだ眺めのいいアパートを手放したくないのだ!”ということに。

家を買う』とか『家を売る』ことを検討している人とって、この映画は思考を深くさせてくれるストーリーではないかと思うのです。

本当に家に何を求めますか?
求めるものは人それぞれ。
私もこの夫婦の様な価値観で物事を決めることができるなら幸せだと思いました。
二人の何気ない会話の中に深い深い愛情と互いへの理解が感じられます。
一つの障害があっても、二人で愛着のある場所、家で過ごすことに意義があるのです。

結局、彼らは歳を取っても、この「眺めのいいアパートに住み続ける」という結論をします。

5 Flights Up (2014)・眺めのいい部屋売ります

この映画で見える橋があります。ウィリアムズバーグ橋。
ブルックリンブリッジは有名ですが、こちらのウィリアムズバーグ橋も凄く素敵です。

マンハッタンからイーストリバー対岸のブルックリン一帯は昔はとても治安も悪く、低所得者の住む地域でしたが、現在はおしゃれエリアとなって発展しています。私たちも彼らが住む、ウィリアムズバーグを訪れました。
この橋をバックに記念写真を撮りましたよ。
公園があって、おしゃれなホテルにビール工房やカフェ、ショップがたくさんあり凄く素敵なエリアでした。
もし、ニューヨークに行くならマンハッタンだけではなく、イーストリバーを渡ってブルックリン側にも訪れてみてほしいと思います。

原作本もあるのですね。こちらも読んでみたくなります。

こんな素敵な映画を見るとまたニューヨーク、ブルックリンに行きたくなりました。ウィリアムズバーグのカフェで食べたパンケーキ美味しかったなぁ~♪

 

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