表題の写真はカナダのコロンビア大氷河の写真です。
私はここに23年前、観光で訪れました。有名な観光地なので、時々テレビでも紹介されることがあります。
残念なことに、びっくりするくらい溶けてます。こんなに黒い台地ではありませんでした。近くにはレイクルイーズという美しい氷河湖もあります。そこもテレビに映ったときに「ハッ」っとしました。奥に広がっていた氷河はかなり小さくなっていました。
同じ風景はもうありません。前と変わらず、氷河ツアーは行われていますが。
これを見ましたか?
スウェーデンの高校生環境活動家グレタ・トゥンベリさんの気候サミットでのスピーチです。
彼女が語った一部分です。
多くの人たちが苦しんでいます。多くの人たちが死んでいます。全ての生態系が破壊されています。私たちは大量絶滅の始まりにいます。
それなのにあなたたちが話しているのは、お金のことと、経済発展がいつまでも続くというおとぎ話ばかり。恥ずかしくないんでしょうか!
30年以上にわたって、科学ははっきりと示してきました。それに目をそむけて、ここにやって来て、自分たちはやるべきことをやっていると、どうして言えるのでしょうか。必要とされている政治や解決策はどこにも見当たりません。
正直、私の生活に関しても申し訳ない気持ちになりました。
グローバル企業が世界中で同じものを販売し、世界中の人は同じもの食べ、飲み、使う。
これは地球温暖化を促進し、海を汚し、グローバル化された企業の世界戦略は人々の貧富の差を産んできました。
破壊してしまったものを取り戻す企業努力は多少されているのかもしれませんが、でもでも、それよりも「お金と経済」が先行されています。
わたしに何が出来るのでしょう。
私は前に100円ショップに並ぶプラスチック製品に危機感を感じると言いました。
安いから簡単に買えます。そして、簡単に捨てやすい。もし、これが1000円、5000円、10000円で買うものであれば、簡単に買い、簡単に捨てますか?
100円ショップで色んな物が手に入ることは、家計を預かる主婦には魅力です。
ですが、ブログで簡単に100円ショップのものを紹介するのは躊躇します。手に入りやすい分、多くの人の手に渡ることで、またさらにプラスチック製品が増え、安いので簡単に捨てられてしまうと感じてしまうからです。
もちろん、100円ショップにだけ言える事でもありません。
色々考えました。16歳の高校生グレタさんを始め、これから人生を歩む子供たちに私は一言「ごめんなさい」って言いたいです。
私にできる事。それを少しでもしようと思います。
コメント