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ローマ・カピトリーノ美術館 in 車いす

世界の名所と美術館
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カピトリーノの丘にある美術館「カピトリーノ美術館」です。
タイトル写真の広場はミケランジェロによる設計です。
丘というだけあって、ここまでのメイン道路は階段です。
ええ、車いすでは登れません。

どうするかと言いますと、メイン階段を正面に右側の方へ行きますと『トレ・ピレ通り』があります。これが、トレ・ピレ通りを上から見たところ。地図ではヘアピンカーブになっているのですぐ分かると思います。

上がりきると、ミケランジェロが設計した「カンピドーリオ広場」に出ます。
本来はここから正面右側にチケット売り場があり入場できるのですが、私たちは一旦ここでチケットを受け取って、スタッフに連れられてさっきの「トレ・ピレ通り」に戻り、建物の裏手の入口から入ります。そこにエレベーターがあり、上階へと移動が可能です。

広場を挟んで、右側の建物が旧館で「コンセルヴァトーリ宮博物館」という名前が付いています。その二階は絵画館。そして左側が新館。中心の建物が市庁舎です。
この市庁舎の裏側に「フォロロマーノ」、古代ローマの遺跡が広がっていて、その向こう側が「コロッセオ」になっています。
つまり、ここはローマ時代からの遺跡をそのまま、その上に市庁舎がある訳です。
ここをテレビで初めて見たときに、衝撃的だったのを覚えています。とにかく、これは一度見てみたいずっと思っている場所でした。
ローマの遺跡の上に続けてルネッサンス期の建物があるってすごくないですか!
ローマがあったからルネッサンスがあるのが良く分かります。

当初、私はこの市庁舎の地下から向かい側の建物の新館側へと行けると思っていたのですが、どうやら違ったようです。
車いすだと一旦外に出てから、入らなければなりませんでした。また、市庁舎の地下にも展示があるのですが、この階段付きの昇降機が調子が悪い。しかも、あまり利用されていない様子な上、3回も乗り換えないと行くことが出来ない作り。
予定では市庁舎側からフォロロマーノの眺望を楽しめて、市庁舎から外への出口があるのかなと思っていたのですが英語で聞くも、全く通じない。
英語が通じるスタッフもいませんでしたし、対応したスタッフがここの構造を理解しているのかもイマイチ把握できませんでした。
このまま地下へこの調子の悪い昇降機に乗っていくことに不安を感じ、一段階目の昇降機で断念することに。。。しかも、恐ろしく時間が掛かりそうだったし。

でも、、美術館の感想としては、、やはり見て良かった美術館でした。

だって、カラヴァッジォもありますし、

ベルニーニのメドューサ、

ローマと言えばコレ!っていう、「ロムスとレムルス」の像なんかもありましたし。
有名な「とげを抜く少年」の像もここで見られます。

また、室内の小さな礼拝堂がありこの中の装飾のすごいこと!
新館のほうには、ローマ時代の彫像も所狭しと並んでいます。
2000年も前にこんな彫刻がっ!って感じです。本当に昔の人の方が現代人よりずっと優れていたのではないかと思えるのです。ため息が出ますね。

しかしながら、ローマ・・・車椅子利用者にとっては中々大変と感じざるを得ませんが、見る価値があるお宝ばかり。
ローマという強大な文化の上にこのルネッサンス以降の繁栄があって、今私たちがこれら遺産を楽しめる訳です。
ローマの遺跡の上に建つこの古い建物であっても、なんとかエレベーターを設置し、スロープを配し、どうにか入れるようにしてくれていることに感謝しなければなりませんね。。。

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