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後悔しない家づくりー夫の好みか?妻の好みか?どちらが優先?

インテリア
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人の好みって千差万別、色々あります。
特に男性と女性とでは『好み』って別れますよね。

女性ならロマンティック花柄やナチュラルなものが好きだったり、男性ならカッコいい材質や色の物が良かったり。

家を建てる場合・・・なかなか違いが出てきます。

我が家も、、夫が選ぶものに「え~なんでその色?」ってなったり、
多分私が選んだもので「それ、どうよ。」って思ったものがあったりしたことでしょう。

ええ、究極はどちらかが折れ、どれかに決めなければなりません。

夫婦で建てるなら”二人の家づくり”あるいは家族で建てるなら”夫婦と親や子供、みんなの家づくり”な訳ですから、それぞれの意見がどこかに活かされないと、いざ新居に住んでいても楽しくありません。

さて、我が家の場合もご多分に漏れず、意見が食い違うことはたくさんありました。
しかし、折り合いを付けなければ先には進みません。

ハウスメーカーをいくつか見たり、仮見積もりをしてもらうまでになった時、モノの値段も良く分かっていないこともあり、私たちの思うようには事があまりにも進まないことにがっかりします。
そして、我が家は自由に設計出来て、自由に部材を選べる、工務店を見つけました。

後悔しない家づくりー家を誰に建ててもらうのか?
家を建てるとなると、どこに注文するかを決めなければなりません。 とりあえずすることがモデルハウスがたくさんある住宅展示場に行きますよね。 わが家も住宅展示場、いくつか尋ねました。素敵なキッチンに余裕のある間取り、無垢の床に素敵な壁紙に石張りのアクセントウォールなんて当たり前です。

「施主支給」という好きなものを自由に選べる素敵な言葉に、「わ~い♪」
しかし、これで解決するわけではありません。

自由にできると、お値段が立ちはだかるので、自分たちで妥協ラインを引かなければならなくなりますからね。
すると、現実的に価格帯で選ぶので選択肢が狭まるから決めやすくなったかというとそうではありません。

今度は「どれ」を選ぶのに「好み」の問題が如実に出てくるんです。

で、話に折り合いがあまりに付かないとき、夫が一つ提案したことは。。。

一旦相手が選んだものにケチを付けないようにしよう。

…という事でした。
ええ、ワタクシ、、男の人の弱点が良く分かってきましたよ。
否定的な言葉って、すごく嫌なんですよね。ま、、私もなんですが。
だから、最初に否定的なことを言うと、話し合いができにくくなる訳です。
しかも、夫の場合、ちゃんと考えてから物を言っていることが多いので、余計にイラっとさせてしまうのだろうと思います。

女の人は結構、思い浮かんだことがすぐ口に出るので、、私の場合は。。
よろしく無いのではないでしょうか?

速攻、「え~、、それ?合わなくない?ダメだよ~」なんて言っちゃうんですよ。
私がよく失敗します、、
せめて、「あら、奇麗な色ね。」とか、「どこで見つけたの?」とか一応答えましょう!
で、「なんでこれを選んだの?」って理由を聞いてみましょう。

ハイ。ワタクシ、これをせずにイチイチ、その”モノ”の持つ欠点と好きじゃない自分の理由をデリカシーなく夫にしゃべってましたよ。

で、自分が選んだものの良さと素敵さを語りまくりましたよ。

そうすると、、夫の家づくりは全然楽しくなくなる。
夫の不機嫌を感じ取ると私も「そんくらいで、不機嫌になるなんて。」ってなる。

永遠に終着点、到来せず・・・というサイクルに。

案外、男の人の方が傷つきやすいので、、相手が傷つくであろうことを考慮して話していることが多い気がします。
ですから、ワンクッション置いて、相手が傷つかない物言いをすることって大事ですね。

あ!してなかったの私だけ???かもしれませんが、心当たりのある方は注意しましょう。

特に予算が絡む部分は妥協すべき理由があるわけですから、妥協したくない私に何とか代替え案を提案しているのに、ケチ付けちゃったら嫌ですものね。
それと、我が家の場合は夫の使い勝手を心配しすぎて、「それじゃ、あなたが使いにくいでしょ」って起きるトラブルも色々ありました。
ですが、使うのは夫ですから、大丈夫か大丈夫でないかは最終的に夫に判断してもらうのが良いわけです。

もう一つ、実行したことは・・・

選んでくれても、大丈夫な分野をお互い任せる。

こだわりたい部分とそうでない部分、ありますよね。

夫は照明デザインなどが好きで、色々詳しく知っています。
だから、照明にはこだわりがあります。
でも私は名前を覚えるほどにこだわりが無い。見た感じが好みに合って素敵なら、「コレが欲しい!」って言うような思い入れの照明も特にありません。だから、夫がメインで選んでもらいました。

でも、私にはお気に入りの外壁がありました。質感がすごく好きで、最初からずっとその塗り壁の外壁が良いと言っていました。
室内もコテ跡が少し残る、人の手が加わった感の塗り壁で仕上げたい。
もし妥協すると、後悔しそうな気がしましたので、ここは塗り壁で決定させてもらいましたよ。塗り壁のおかげで嫌な臭いや湿気も防げていると思います。
この外壁と室内の塗り壁についてはまた別の記事を書こうと思います。

それから、カーテンも。大好きな柄があって、どこかに一つはどうしても使いたかった。
イギリスから生地を購入して(日本で買うよりずっと安かったから♪)作ってもらいましたよ。
残り生地は大事に取っていて、一部は愛犬用のベッドを作りました。

たくさんのことを決めなければなりませんし、予算のことも考慮に入れると本当に大変です。ですが、予算を掛けなくても全然良いものが見つかったりします。
特にこの我が家の個室の壁紙。
少しでも予算を削ろうと個室の部屋は壁紙なのですが、この壁紙すごく安価でしたが、自分が思ったよりもずっといい仕上がりになりました。

自分が絶対イイ!って思っていたものでも、夫が選んできたものの方が良いものがあったり、またその逆もあったのではないかと思うんです。

レッドシダーの壁なんかも、夫お気に入りで使いたかった壁材。
これは私もすごく素敵だって思いましたし、なんやかんや上手に見つけてくるので、選考するのが楽しく、結果、二人で選んだ素材の詰まった家になりました。

お互い、どうしても妥協できない部分や、強い思い入れのある部分があると思うんです。
もちろん、予算上、妥協した部分、諦めた部分があります。

それでも、それぞれのお気に入りを入れることが出来ているので満足感があり、住んでいて楽しいです。

我が家の場合は予算で削った部分もいつか改装しようと次の楽しみに取っています。

思い通りにならなくても、それでも、後悔の無い家づくりはきっと出来ると思うんです。

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