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Contagion-コンテイジョン(感染)という映画を見ました。

映画
https://eiga.com/extra/konishi/150/
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『新型コロナウイルス』なかなかワクチンやお薬情報が出てきませんね。
昨日、2011年のスティーブン・ソダーバーグ監督の映画を見ました。

Contagion=感染。

Wikiはこちら。

題名そのままの映画です。
9年前の映画です。有名俳優目白押しな映画です。しかも、ソダーバーグ監督はオーシャンズ11の監督さんです。
だからか、、パニック映画の割に品のいい仕上がり??で、とても見れないようなゾンビ映画の様には作られていません。ですから、考えながら比較的、落ち着いてみる事が出来る映画です。
(もちろん、目をそむけたくなるような場面も多々ありますけど。映画なので仕方ありません。)

未知のウイルスに対して、人々がそれぞれの立場でどのように反応し、対応していくのかが淡々と描かれています。

動き出す政府、WHO、アメリカのCDC(アメリカ疾病予防センター)。デマを流す陰謀論者ブロガー。メディアと人々の反応。
そして最初の感染者たちの家族、対応する政府職員等の家族。大衆の心理と行動。

映画のストーリーで表現される社会は、今の『新型コロナウイルス』に右往左往している社会の背景とピッタリと当てはまります。起きていることの見えない裏側を見ているようです。

主演のマット・デイモンと最初の発症者と思われる妻と家族を追いながらお話は進み、”ワクチン”が作られることで終息しますが、やはり、大きな傷が人々にも社会にも残ったことは明らかです。

まさしく、今回の『新型コロナウイルス』がどのようにパンデミックを起こし、個々の人々をどう動かすのか、映像にまとめたような映画でした。

しかし、私には「あ~、今と一緒」という感想で終えられない気持ちになりました。
私には憂慮すべき思いが残っています。

正直、、この映画はテレビで断片的に見た記憶があったからです。
なのに、話の内容が記憶にあまり残っていない。”自分への恐ろしさ”を感じています。

つまり、”立場が当事者か当事者でないか”で、映画から受ける印象や持つ感情がこうも変わるのかということ。

”当事者意識を持って・・・”ってよく耳にします。

しかし、それは非常に難しい事なのだということ。
また、その”当事者意識”というものは必要と感じつつも、自分も持ててはいないという事です。
実際、『新型コロナウイルス』で感染してしまった人は更に私とは違う様々な当事者としての意識を持たれたでしょう。

人は不安が募り、対応すべき術を考慮できなくなると間違った判断をしたり、パニックを起こします。
自分はそうはならない!と思っていても、いざ問題に直面した場合、不安定となった感情からくる行動をコントロール出来るのか解りません。
かといって、”大した問題になんかならないさ”と軽視することも危険です。

必要な見極めをこの映画から直接的に学ぶことはなどはできませんが、ヒントは得られたかもしれません。

やはり、今の自分の周囲の状況を俯瞰しつつ自分で必要とする”モノ”や”コト”を準備するしかないのです。

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