庭計画の際、”小さな菜園”を作りたいと思っていました。
ええ、小さな小さな菜園。
他の場所より少し土を盛って高くした場所にちょっとした野菜を植えたい。
色々調べますと、、、『レイズドガーデン』って言うんですね。土留めの縁を作って、花や野菜を育てる。
まあ、要するに『花壇です』。知った言葉を使ってみたくて。
我が家の東側には南北に長い庭があり、小路を作って家側は砂利、柵側にオリーブやライム、レモンなどを植えています。
細長い場所。レモンとライムを植えた隣りにハーブや野菜を植えて食卓に…食べられるものの植物で埋めたいと前々から考えていたのです。
普段買うにはもったいないけど、あると助かるという野菜があります。。
野菜と言うか、薬味でしょうか?
夏場に”シソ”とか”小葱”とか、、あと、鷹の爪。ちょっとした飾りにミントなんか。。。
目的を達成すべく、何で土留めをするか考えました。
レンガを積んで…は大変だし、かと言って田んぼの”アゼ”の波板みたいなのじゃカッコ悪いし、木板を買ってきて作るか??
ホームセンターに杉で作られた”焼き杭”などがありますが、すぐに腐りそう。
でも、木の質感のモノで作った海外のレイズドガーデンを見ると中々素敵なのです。
”Raised Garden Bed”なんかで画像検索してみて下さい。素敵です。
我が家の”Raised Garden Bed”はどんなモノに・・・。
私が簡単に作れそうなもので何かないだろうか??
悩んで色々探しておりますと、、ありましたこんなものが。
ウッドデッキでよく使われる、腐りにくい木材に”ウリン”やこの”セランガンバツ”などがあります。ですから、同じ木材でもすぐに腐ることはないであろうという事と、私にもすぐに”Raised Garden Bed” 風なものを作れるであろうと考えました。
評価を見ましたところ、、一般の”焼き杭”よりも長持ち。愛用者も多いようです。
色も素敵な感じですし、、、まあ、時が経つとこの色ではなくなるかな?
中長期的に見て、これが良さそうです。
実際、簡単でしたよ。
30センチある高さのうち、10センチほどを地中に埋め込み、中に野菜の用土を入れ込むだけ。
もちろん、、微妙に几帳面なワタクシ。高さを計りつつ、、埋め込みました。こういう所でどうしても時間が掛かってしまうんですが、、。
クレマちゃんが気になって見に来ました。
木の色も中々素敵ですし、、うん、、レイズドガーデン風になってないかな???
購入した苗は、、タカノツメ、パセリ、シソ、ミント、そして、ローズマリー。
植えこみます。
植えました!
ローズマリーは草花というより、、”木”のように育っていくので、ここではなく別に植えます。
ローズマリーは以前も玄関側の花壇に植えていたのですが、どうやってもベトベトした蜘蛛の巣の様な、、害虫が付く。調べますと「カイガラムシ」。
これが付いてしまうとその枝はごっそりと茶色になり枯れます。かといって、殺虫剤をかけてしまうと料理に使えなくなる。
結構な大きさに育ちましたが、、その後、撤去してしまう羽目になりました。
以前のローズマリーは矮性だったのですが、今回は料理に使いやすい様に立性の種類にしました。
この度はどうなるか解りませんが、以前に植えた月桂樹(ローリエ)の隣で育てます。
これで、ローリエもローズマリーも自家栽培のものを利用できます。
シソは夏場の「おそうめん」の薬味に欠かせませんし、パセリも彩りに、あると無いでは全然違いますしね。。タカノツメは生でもいいし、残れば乾燥して保存も可能です。
ミントは夫が「モヒート」を楽しみにしています。去年沢山実ったライムは冷凍保存して、準備万端、、ミントが収穫できれば「自家製モヒート」を夫だけ♪
私はね、、あんまり飲めない(悲)。
ライムはここ2年、たくさんの実を実らせるようになりました。
レモンも同じく実を期待しましたが、二つ三つしか実らず。。さらに、冬場の寒さで葉が落ちてしまい、かなり心配になりましたが、暖かくなると葉を茂らせ、沢山の花を咲かせました。きっと今年は収穫できそうな予感。
うわ~い♪ 楽しみ!
さて、、みんな、ちゃんと育つでしょうか?
自粛どころか、、、家を存分に楽しんでおります。
私の小さな世界はそこそこ楽しく回っています。
しかしながら、「BSワールドニュース」を見れば、朝から涙がこぼれます。
また、日本のニュースを見ると、怒りがこみ上げる事も多々です。
これからの世界や日本社会の見通しが全くわかりません。
人々は何を思い、何を考え、どう生きているのか。
私は何を思い、何を考え、どう生きていくのか。
あまり、深く考える事を辞めます。
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