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車いすマークの付いた駐車場は車いすのドライバーに譲ってほしい。

バリアフリーとは
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車いすマーク。これは『国際シンボルマーク』で、誰もが見てわかりやすいマークになっています。

車いすマークだから、車いすの人優先だ!と言いたいわけではありません。
高齢者や外からは分からない障害を持っている人もいますし、総合的にいわゆる「障がい者」の方は誰でも駐車したらいいと思います。というか、誰が使って良くて、誰が使ってはいけないというような法律上の定めはないんです。
ただ、バリアフリー法に基づいて、店舗側が規格通りに作ってますよというものでしかない。

海外にはありますよ。ちゃんと罰金取られます。
駐車場がガラッガラで雨が降っていて、入口近くの身障者用駐車場も誰も使ってない…って時に駐車しないでなんては思いません。
(ま、主人と出会うまで、車いすのマークの駐車場に駐車してはいけないと思っていましたが。)

駐車場が一杯な時に、見るからに健康そうなカップルとかが、平気で駐車していたら本当に『イラッ』とします。
多分、彼らには想像力が乏しいか、自分の事しか考えてないかのどちらかなのでしょう。

考えてほしいことは、なぜ車いすマークのある駐車場は幅広く作られているかということを。

問題はそこだけなんです。

夫はだんだんと腕の筋力が弱ってきたので、ここ一年はほぼ運転をしなくなりましたが、結婚前までは自宅から一人で自動車通勤していました。
夫が一人で運転している間の方がこの駐車場問題は深刻だったのではないでしょうか。
身障者用駐車場が空いていてもですね、コーンが置いてあったり、ご丁寧にチェーンが掛かっていたりするわけです。で、「インターホンで連絡してね!」って書いてあっても、インターホンに手が届かない。警備の人が外に立っているわけでもない。(電話番号が分かれば電話を掛けることが出来ますがね。)本当に何かと不自由ですよ。
運転をする車いす利用者(立ち上がることができない)が駐車場から車に乗る場合、まず車いすで入れる通路とドアを全開にできるだけのスペースがなければ車のドアに近づくことさえできません。
車のドアを開けたら、車いすを出来るだけ車の座席に寄せます。車に乗り込み、車いすを畳んで車に積んで出かけます。降りる時も同じ。とにかくドアを開け、車いすを下ろすスペースが必要なんです。
これが、普通の駐車スペースではどうやっても出来ないのです。

ですから、一人で移動する車いす利用者のドライバーこそ、この幅広い駐車場が不可欠なんです。

満車で『車いすマーク』の駐車場にだけ空きがある場合、どうしますか?
コンビニとかは出入りが早いので大して問題にならないかとは思うのですが。

わが家の場合、『車いすマーク』の駐車場が空いてないとき、安全そうな場所で先に夫を下ろして、適当に駐車するのでどうにでもなります。コーナーが空いていればそこに駐車すればドアを全開にできるスペースがありますので、十分乗り降りできます。

幼児をベビーカーに乗せている人も同じですよね。
親という介助者がいるのですから、別に『車いすマーク』のとこに駐車しなくても何んとなかるわけでしょ。

また、「私は妊婦なのよ!」とか「私は持病があるの!」とか「障がい者手帳を持ってんだぞ!」とかね、身障者用駐車場に駐車する権利がある!と言いたい気持ちわかりますが、、ね。。。だって…ちょっとぐらい歩けるでしょ。
できるだけ、入口近くに普通の駐車場が空いていて、支障がなければそこでも良くないですか?自分は『車いすマーク』の駐車場じゃなきゃダメなのでしょうか?

どうしても、ここでしか乗り降りができない障がい者がいるんですよ。

もう少し、想像力豊かな心の広い社会ができると本当に先進国なんだけどね。

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