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満員のエレベーターに乗っていて、車いす利用者が待っていたらどうする?

バリアフリーとは
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車いすで夫を連れて出かける時、人ごみの多い所へ行くのはなかなか躊躇します。
まず、駐車場があるかが不安なこと。それと、土日のデパートは特に鬼門です。
なぜだと思います?
エレベーター利用者の競合だからです。

もう解りますよね。ベビーカーにご老人、そして家族で連れ立つので、みな一緒に乗りたいですよね。

そうすると、車いすの夫と私は、、、待てども、待てども乗れません。
やっと次のエレベーター来た!次は乗れるかな?って思うのですが、満員です。
乗っている人がじっとこちらを見つめます。
そして、無情にもドアが閉まります。

そんなこんなを繰り返し、ああ、来るんじゃなかったと思うのです。

しかし!ですね。これ、日本だけというか、私たちが住んでいる地方都市だけですか?
東京とかは違うのかな?大阪は?

ええ、ここだけですよ!多分。と、言いたい!
海外で遭遇した満員のエレベーターにカルチャーショックを受けました。

エレベーターに乗ろうと待っていました。ドアが開くと、満員でした。
私たちは普通に次を待つか~とぼんやりしておりましたら、なんと乗っている人がササッと降りて、私たちに乗りなさい!とジェスチャーしてくれます。

もう「Thank you! Thank you!」と繰り返し言いながら乗ります。

で、また違う場所でそんなに混んでないエレベーター。
ササッと乗っている人がまた降りる。

もう、初めての時は感動しましたよ。
でも、これが普通なんでしょうね。

日本には優しい方が沢山います。そして、気が利く。
でもね、こういう時にそれが発揮されないことがとても不思議です。
なぜなのでしょうね。

なんだか、日本って至れり尽くせり、色々と便利にできているんだけど、なぜか本当に痒いところには手が届かない感じ。

そして、日本でまたエレベーター待ちをとあるデパートでしておりますと、また満員です。
すると・・・ベビーカーで赤ちゃん連れのイケメンのイクメンお兄様。
ササッっと降りて、エレベータに乗っている方々に「車いすの方に譲りませんか?」と言って下さったのです。彼もベビーカーなのに…。

もう、これにはビックリでした。
そして、すごくすごく嬉しかった。もっと感謝したかったのですが、せっかく空けてくださったエレーベーターに乗りますので、「ありがとうございます!」って笑顔で言うので精一杯でした。もう一度、会えるならどうしてその行動になったのか、彼の背景を知りたいと思ってしまいました。

多分、「譲る」という発想が無いだけなのかもしれないと感じました。
そういう習慣ができてないだけ。
それと、日本が本当にお年寄りが多いって事かもしれません。
デパートに多いお客様層がね。。。ムムッ…オバサンか!!

歩ける元気なオバサマ達よ。エレベーターで車いすの人に遭遇して、乗れるスペース確保できなかったら、ちょっと降りて譲ってくれるとありがたいです。

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