植物は好き、でも好きだけで「お世話」は?・・・な感じでした。
前は植物は美しく見えるための”飾り”のような存在だった気がする。頭では”世話”することや”管理”しないと”美しく”はなってくれないと解ってたのだけど、それだけじゃダメ。
”手を掛け”て初めて植物が答えてくれることを実感し、”育てる”ことの意味が少し解ってきた気がする。
我が家の庭。
思考錯誤しながら、植物が”育って”います。しかし、思い通りにはなかなかなりません。
でも、思い通りにはなっていないようで、季節に合わせて急に”思い通り”に美しくなってくれたりします。
この『試行錯誤』の過程が楽しいってことに気が付きました。
冬の雪に当たり、葉がほぼ落ちてしまって死にそうに見えたライムとレモンの木。選定し肥料を与え、出来るだけ私なりに”お世話”をしました。すると、春には立派に葉を広げ、花が咲いてくれました。
「やった~!きっと実が実るぞ!」と期待したものの、レモンには一つも実はなりません。
隣りに植えたライムはたくさんの実が付いたのに。。。
ライムは実って、レモンは実らない。なんで???を一生懸命考える。。。
植木屋さんへ行った時も聞いてみる。。植木屋さんも「なんででしょうね~??、結構、実るんですけどね…?」とおっしゃる。
いつか実ってくれたなら、、アレコレとレモンの実の収穫を妄想する。。。
で、結局もう1本レモンの苗木を買ってみた・・・受粉しやすくなるかもしれないから。
良く解らない事がたくさん。
本を読んだり、ネットで調べたり、、、色々しますが確実な答えは無いことが多いです。
でも、『試行錯誤』でもやってみると答えてくれる植物もあって。
その、”たまに”答えてくれるために”育てて”いるのですよね・・・。
すっかり楽しくなった植物の世話です。
現在、庭木に増やした『オージープランツ』たちも本当に良く解りません。これも『試行錯誤』。
ただ、言われている通り、比較的育てやすいと思っています。ちょっと手を掛けると季節に合わせてちゃんと”答えて”くれています。


観葉植物よりは枯らさないで済んでいるのは確か。

そんなオージープランツですが、本が発刊されていたのを先日知りました。
早速、ポチリました!というか、、夫がポチってくれました♪
著者のおじさまも素敵なんですよ。。。
これまでも、時々ブログから情報を得ておりましたわ。

『オージープランツ図鑑』とある通り、どんな種類があってどんな花が咲くのか、時期や特徴、耐暑性や耐寒性が簡単に載っていて解りやすい。
さらに、「地植え」におすすめな種類、「鉢」で育てた方がよいもの、日本の気候で気を付けるべき点など非常に参考になります。鉢を買う前に知ることが出来るので、自分の庭に置けるのか、育つのかを想定できます。
また、土の配合が書かれていたので助かりました。
凄く簡単。小粒の軽石と鹿沼土と腐葉土。5:4:3で。
専用の土ってほとんどないのでコレは非常に助かる。専用の土を買ってみたりもしましたが、25年も育てた方が身近にある土を利用しているのなら大丈夫じゃない?
剪定も難しく考えていましたが、「グレビレアは春に三分の一程度を刈り込んでOK」みたいな感じ。
実際、我が家のグレビレア・ロビンゴードンも切ったらそこからしっかり枝が出て花が付く。
育てやすく、四季咲きで花が付きやすい種類なのだと思うけど、やはり剪定は大事だと思えるように。
相変わらずどこを切ろうか???と悩みながらだけど、案外思いきり切っていい!
素人には十分な情報が書かれている『オージープランツ図鑑』が手に入って良かったわ♪
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