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新型コロナウイルス。英国リバティ・タナローン生地でマスクを縫う。

夫のこと
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新型コロナウイルス。世界中に広がり感染者の増大に驚いています。

正直、我が家の場合は非常に危険です。
私が新型コロナウイルスに感染したとしても恐らく重症化するほどにはならないでしょう。しかし、既往疾患のある方や高齢者にとっては脅威です。

そうです、、筋ジストロフィーの夫には脅威になると考えています。
しかも、夫はここ暫く、胸の筋力の低下により”痰”をうまく出せない症状に悩んでいます。
食事の後や横になったとき、朝なども時に「エヘン、エヘン、、、」と少し辛そうです。
漢方薬を処方してもらい様子を見てはいるのですが、、少しでも改善されると良いです。

もし、この状態で感染させてしまったとしたら、重症化した時に命にかかわると思われるのです。
また、感染源は恐らく私になりますし、私がコロナウイルスで陽性なんてことになって隔離されてしまったら大変です。夫が困ります。介助者なしには夫が生活できなくなるからです。

そう、とにかく終息するまでは未然にウイルス対策をするしかありません。

長らくマスクを探していますが、私がドラッグストアへ行っても棚にマスクはありません。
ええ、、アルコールもついでに見ていますがありません。
アルコールは残っているストックで今のところしのげていますし、以前に買っておいた”次亜塩素水”などがあります。しかし、如何せんマスクが手に入らないのです。

ですから、マスク探しを諦め、自分でマスクを作ろう!と。

さて、、、どうしようかな~。
やはり、ガーゼ生地が良いのだろうか??
でも、抗ウイルスな生地を探すと同様に品切れ。

じゃ、家にあるもので・・・。そうだ。生地のストックがたくさんあるじゃない!
リバティのプリント生地を沢山持っているじゃない?箱いっぱいにリバティプリント・・・。

イギリス、ロンドンリバティ。ロンドンの老舗デパートです。
ロンドンにあるリバティ本店は本当にステキでした。
古い古い昔の建物。ミシミシする階段や古いエレベーターも良かったな~。

有名なリバティのプリント生地は『タナローン』と言って、アフリカのタナ湖周辺でとれる非常に上質な綿花から作られた物。肌触りは綿ながらシルクの様で昔から綿生地の最高峰と言われているものです。

そうよ、これでマスクを作ったらいいじゃない!

作ってみました。型紙はSNSで教えてもらった型紙で。。

2枚の型紙で布地を縫い合わせて作る方法もあったのですが、こちらは一枚の型紙で作れる方法。こちらの方が簡単そうなので、まずはこちらを採用。
綿ローン生地は薄いので、二重にした生地を合わせて4重の仕様としました。少し厚くなるかと心配したものの、そこはやはりローン生地。非常に軽く付け心地のよいマスクが出来ました。

細い細い綿糸で織られたローン生地ですから、、、ガーゼよりももしかしたら優秀?
そうであってくれたら…と言う淡い期待もあります。。

夫のモノは黒とグレーのリバティ季節柄の物。サイズを一回り大きくし、夫の顔に合わせて作ってみました。
私の方は薄い色目のロデンという名前のクラシック柄の物です。中々素敵で気に入りました。

鼻の部分をダーツを取って立体化するので、ピッタリと顔が収まり不織布のマスクよりもこちらの方が付け心地がよいです。

世間のマスク問題は解決方法へ少しづつは進んでいるようですが、とりあえず我が家は外出の際のマスク問題からは解放されました。

正直、これで”コロナウイルス”を防ぐことは出来ないでしょう。

しかし、口元や鼻を覆っていることで、もしかすると手についてしまったウイルスや細菌を無意識に顔を触ることがあっても防げるでしょうし、飛沫感染などは防ぐ事が可能ではないかと思います。

まさか、そうあってほしくはありませんが、知らぬうちに感染していたなら、他社にうつす可能性を少しでも減らすこともできます。

しかし、、、こんな事態に世の中がなるなんて!!
エボラ出血熱、鳥インフルエンザやSARS、MARSの時とは違います。

『パンデミック』はすでに起きていると思います。

いつ、終息するのでしょうか。
あまり深刻になっても仕方がないですが、終息及び治療法が確立されるまで、家族の命を守る手段を常に考えつつ暮らそうと思います。

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