春は仕事も忙しい季節なのですけど、お庭計画の”植栽計画”もまだまだあるので、休日は楽しく忙しいです。この季節に植えるべき植物をやっと今年植えました。
まだまだ小さいですが、これらが来年さらに大きくなって花を咲かせることを期待して頑張ります。
植物もそうであるように、、前もって準備し、適切な土を選び、場所を考え、先を見越して植栽せねば思い描いた通りに花は咲きません。
しかも、不本意に気象条件が変わる可能性もあり、もし枯れそうになるなら、それに応じて適切な対策をしないと枯れてしまいます。
色々な事には、『予測と対策と計画』の上に成功があるわけです。
ハイ。。何が言いたいかといいますと・・・
今年に入り、”新型コロナウイルス”のニュースが深刻になり、3月中旬から日本国内で『感染拡大』が顕著となり、、いよいよ人々の生活を全く変化させなければ感染拡大を抑えられないという状況になりました。
日本政府の『予測と対策と計画』はあったのだろうか?
こうした状況になるよ!!との多くの専門家が警告していたにも関わらず有効な対策は世界中で後手になりました。
本当に映画の通りです。
映画の中で描かれていたパニックのようなことは起きてはいませんが、トイレットペーパーはやはり「お一人様1個」の文字がずっとあります。マスクも除菌用アルコールも私が買い物をする時間で棚に残っていることなんてありません。
特に日本は先んじて「ダイアモンド・プリンセス号」での対策の失態も起こしながら、いまだ持って後手の対策しか取れていません。当初から最悪の事態にならないための対策として何が有効かという専門家の意見はありましたが、誰も現実の事として対応しませんでした。
この映画を見ていて良かったと思いました。
映画と同じことが社会の中で起きていることを、多少なりとも冷静に見つめられていると思います。
ええ、、人々の行動は予測できるからこそ、この映画を描くことも出来るわけです。
スペイン風邪に始まり、これまでエボラ出血熱やSARSにMARSを経験し、ウイルスがどう広がるかも”予測”も”知見”もあったはずなのに…です。
普通に『人は予測することが出来る知性』を備えています。
しかし、、、どうしてなんだか、予測することが出来ない、あるいは予測しても判断が出来ないリーダーの社会にいる場合、ここに従うと悲惨な目に遭います。
難しいのはやはりソコだなと思うのです。
信頼できる相手ならまだいいです。でも、それが信頼できないリーダーだったら。
いくら本当のことを言われたとしても、もはや「信用できない」からです。
以前に日本経済について書きました。
以前に書いたことを含め、今の日本政府を俯瞰するなら、個人的には、常に経済優先の政権において、”命優先”での選択をするのか?
”しない”であろうという予測をしてしまいます。
それは、各家庭に『布マスク2枚』でも解ります。
ここに何百億というお金を掛けたことは、適切な対応なのか甚だ疑問です。
なぜなら、ガーゼマスクなんて、、作れる人多いと思います。しかも、日本って幼稚園や小学校の入学の際、”お母さん(お父さんも?)”は学校で必要なモノを、、色々手作りしてきた経緯も持ってますよね。
もちろん、ガーゼマスク2枚でも助かる人はいるのでしょうけど。。
多数の人が求めているものではありますが、本当のところ、人々はどうにかこうにか手に入れているものです。
人々の不安は”マスク”が首位ではありません。明日の『収入』なのですから。
また、『牛肉券にお魚券、旅行券』といった話がコロナ対策を考える”今”に出されてきたことにも如実に表れています。
それは、コロナウイルスが収束し、経済活動を活発化させるときにすべき対策だからです。
先に起きるであろうことを予測し、対策した台湾は経済活動をある程度保ちつつ、ウイルスの封じ込めに成功しています。
ニュージーランドの首相の決断も素晴らしいのでこちらもどうぞ。
普通に『予測することが可能な知性』を持ち合わせている人にとって、これまでの日本政府の政策は、人の生活や命よりも”金” であるな…としか思えないのでは。。
福祉に頼らざるを得ない暮らしをしている我が家にとって、今の日本は非常に悩ましい状態にあると感じます。
成熟した先進国であるはずの日本が段々と階段を下りて行っているように見えます。
その先はどうなるのでしょうか?
自分なりの予測は、、、どうなっても良いように個人的に準備するしかない。って。。
さあ、、どうしておくか???
コメント