我が家の北東、芝生の庭側にアパートが建ち、庭の半分くらいまでアパートの住人の方の駐車場が掛かっています。
ウッドデッキから眺めを楽しんで暮らすにはアパートからの視線や駐車場で車の乗り降りをされる方の視線が多少気になります。
視界をさりげなく遮り、気持ちよく過ごすためのウッドフェンス計画を夫と煮詰めていたのですが、ようやく完成しました。
植栽でフェンス。『生垣』ってのはどう?
最初は生垣にしようと考えたのです。
しかし、茂ったら剪定しなければなりませんし、お隣へはみ出して茂ってしまったら大変ですし、落ち葉のお掃除や害虫が発生したら、、など気がかりが多く、美しい葉色の植物を植えるのは非常に魅力的ですが、行き届いた管理をする事が私には物理的に難しいと断念しました。
やはり、『目隠しフェンス』という選択肢に。
フェンスと言っても、色々ありまして。
木目調なアルミのフェンスなどもあり、なかなかリアルで完成度が高く、耐久性と管理を考えると非常に良い品が出ています。
しかし、見積もりを取って見ると、、規格サイズ通りに庭に設置出来れば価格は抑えられるけど、サイズがちょっと変わると規格サイズのユニットパネルを切断する処理に費用が掛かり結果、そこそこお高くなる。
また、人口木材なるものも有りますが、やはり質感がどうなのかなぁってのと、色見がイマイチだと感じたり。お値段以上の完成度を求められそうにない気がする。
『ハードウッドのフェンス』がやはり良いのでは?
ハードウッドと言うのは、アイアンウッドとも呼ばれる鉄のような腐れにくい木材の事で、有名なものは”ウリン”。
耐久性が高く、30~50年くらい持つらしい。
しかし、この”ウリン”。非常にお値段が高いです。
調べた結果、同じハードウッドに属している”イタウバ”が良いのでは?と言う事になり、”ウリン”より耐久性は落ちるものの、フェンスですので通気が悪く木材が腐りやすい要素がウッドデッキより少ないので十分だと思いました。
他にも、セランガンバツやアマゾンジャラなどがありますが、イタウバにしたのは「ツヤがありささくれが少なく表面が滑らか」と言う部分が非常に気に入ったからです。
イタウバ、キレイですよね。
問題はウッドフェンスのデザイン。
どんな風にしようかとアイデアを探しました。
コチラの木材専門のサイトのウッドフェンスは非常に参考になりました。
海外のサイトはツワモノが凄いフェンスをDIYしていますね~♪
オシャレなフェンスのアイデアも。
まあ、広い庭でもなく、今のところ植栽もなくウッドデッキに芝生だけの庭。
我が家にちょうどいい、フェンスのデザインは・・・???
1センチから数センチの隙間を空けて横貼りしていくものが一般的な目隠しウッドフェンス。もちろん、これも素敵です。
でも、少し違うものにしたいなという願望と、数センチの隙間からやっぱりちょっと見えるなぁ。
でも、この”隙間”は通風と板と板が重なって水分を含んで木が腐ることを防ぐ不可欠なもの。
悩んだ結果、通風は取りつつ、見えないようにする貼り方にしました。
『互い違いのボーダーフェンス』方式。
アルミ支柱の前と裏にそれぞれ”互い違い”に板を貼って、板同士の隙間はありませんが、支柱の分の空間があるので通風は確保されます。
黒いアルミ支柱もデザイン性のあるアクセントになっていると思います。
黒いアルミ支柱は小路の庭側でも使っています。
少し斜めから覗くと隙間から見えないでは無いですが、、、
近づいて覗くのはちょっと出来ない。というか、、覗かれることは無いでしょうけども・・・。
シンプルではありますが、ちょっと違う感じにしたいという願望も満たせて、良い仕上りになったと感じています。
木材の高騰が起きているというニュースを見ましたが、、”イタウバ”で施工して頂ける業者さんに巡り合えて、木材高騰のニュースの前に仕入れをして下さってもいて、非常に良かった。。。
『オージープランツ』で植栽を計画していますので、これをいよいよ実行に移せそうです♪
庭づくりには終りがありません。
植物や土に触れることの楽しさは終わらないってコトですね♪
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