我が家にはビンテージの絨毯、ラグ、、カーペット、と言えばいいのか、多用しております。
ビンテージの絨毯は味わいがあり、新しいものよりも家のインテリアに馴染みやすいと思っています。
この度、大き目の絨毯を我が家に迎えました。
イラン・タブリーズ産のもの。
手織りの絨毯は密度がしっかりしており、代々受け継がれて使われるものです。
これも恐らく30年くらい経過している絨毯です。
初めてビンテージの絨毯を我が家に迎える時、、絨毯が汚れてたり、ホコリ臭かったら嫌だな~なんて思ったりしたのですが、売買されるビンテージの絨毯の多くがお洗濯を専門にしている業者に洗濯されて販売されているので、我が家のビンテージ絨毯はどれも汚れていたり、ホコリ臭いなどは全然ありません。
もし、購入を考えるなら「洗濯済みかどうか」を確認して買うと良いかもしれません。
本当は日本の”鍋島緞通”や”赤穂緞通”なんかを一枚欲しいな~っと思っていたりするのですが、なんせ古くても新しくてもお高い上に『綿』素材なので、骨董屋さんで古い物を見るとシミや汚れがあり、、これをどう洗うのか・・・。
そんな具合で中々普段使いという感じに出来ないのが難点です。
それに比べると、アフガンやイラン、オリエンタルの絨毯は世界中で出回っていますので比較的安く、洗濯されたものが手に入れられます。
ええ。。物によりますが・・・。お高い物もたくさん出回っています。
本当にインテリアのアクセントとして『オリエンタルのラグ』は個人的にはおススメなのですけど。。。
我が家には『インテリアのアクセント』を超える重要な”ワケ”がありますの。
第一の理由はこのお方の為・・・
我が家の床のほとんどが”オークの無垢床”。
夏は裸足で気持ちよく、冬は冷たくなることなく真冬以外は靴下要らずの床。
しかし、、、高齢犬となったクレマの足にはあまりよろしく無くなってきた。
ええ、人間と一緒で肉球が乾くうえ、肉球を覆うように毛が伸びて滑りやすくなる。若い犬ならまだ踏ん張りが効くけど、じっと見てるとす~っと滑って腰がふらつく。ソファから降りると滑る。だから、降りるのを躊躇するようになったものの、予想外に思いっきり降りたりしてこっちがヒヤヒヤさせられる。
できるだけ、クレマの安全を考える・・・
滑り止めになるコルクカーペットも検討したけど、夫の車いすの動線にコルクを敷くと今度は夫が車いすで移動しにくくなる。
クレマを観察していると、床では無く絨毯がある場所にじっと座ってこちらを見つめていることがほとんど。
やはり、絨毯があると安心するんだ・・・。
クレマが着地する場所や滞在する場所に絨毯を置けば、滑るのを防いで安全性を保てるよね・・・。
で、、、もう一つ広めの絨毯を買おう!と言う事に。
クレマちゃんが急にソファから降りても、ソファー下全体に広がる絨毯がカバー。
もう一つの絨毯はベッド下に。
いつも一緒に寝てるのだけど、急に夜中にトイレで目が覚め、私が気付いて起きる前に「ドンッ」と降りる事があるからここにもラグ。
それから、ご飯を食べる時に足元が滑らないように・・・
クレマちゃんの洋服とスヌードがダサッ。もう少しましな格好の写真を撮れば良かった・・・。
これはビンテージ絨毯がパッチワークされたリサイクルの絨毯。
それと、一人暮らしを始めたころから使っている小さめラグ。
これも手織りでシッカリしているのです。丁度、ダイニングテーブルの脇で、私たちがテーブルで食事をしているとき必ず下から”おやつ”が降ってくるのを待つので、その位置に敷いていると、ここにステイしております。
前は別の絨毯を置いていました。こんな感じで”ステイ”しておりますの。
絨毯からはみ出ないよう、滑らない所に”ステイ”。床に落ちてくるかもしれないオヤツ…を待っています。(苦笑)
ええ、ちゃんと「お手」や「お代わり」も出来るんですよ。
何気にこの新入り絨毯が気に入っているらしく、この上でゴロゴロしております。
夏場は暑くなると、床にべろ~んと伸びてたりもしましたが、寒くなった今は特に絨毯が良いようです。
ただ、、ラグに付いた毛を掃除機で吸う・・・という面倒が増えます。しかし、カワイイ愛犬のため。。。週末しか掃除機は掛けませんが、ダイソンでガンガン吸います。
それ以外でクレマの毛が気になったら、コロコロでコロコロ。。
まあ、そんなに気になるほどにはならないし、柄で目立たないし大丈夫。
今の新築のお宅は無垢床率が高いと思います。
でも、「高齢犬」には不向き。
我が家はビンテージ絨毯でインテリアを楽しみつつ、高齢犬との暮らしも楽しんでおります。
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