『眺めのいい部屋』…こんな映画がありましたね。
映画、『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』は面白かったです。
名優モーガン・フリーマンとダイアン・キートンが夫婦役です。
ニューヨークの階段しかないアパートメントを所有している、夫婦+一匹の犬のお話でした。
”眺めのある生活”って良いですよね。
都心だと眺めがある部屋ってお高いし、お金持ちのステイタスって感じです。
現在の我が家はそこそこ田舎。他の人から言わせたら、超田舎??
でも、そんな田舎だからこそ、眺めのある暮らしを享受できています。
窓から朝日が見えたり、月が見えたり、そしてちょっと向こうの山々が見えますから、季節の移り変わりを楽しんでいます。勝手に我が家の裏山と呼んでいます。
そして、庭にちょこちょこと飛んでくる野鳥を楽しく観察したりもできます。
”眺め”が良く山々の景色が清々しかったことが、我が家の土地購入の決め手になったと言っても過言ではありません。
すぐ近くに新しいお家が建設中です。
広い敷地に平屋のお宅です。良いですね~。
どんな風に建てたのかな?と、最近足場が取れたのでちらりと見てみました。
すると、広いお庭に面して小さい窓しかありません。それと、庭側にお勝手口。
ゴミは道路側に出すからちょっと大変?
隣の家の陰になりそうなところに、大きめの掃き出し窓。???
私だったら、、、日当たりと眺めがいい方に少しでも大き目の窓を付けたいな…って思っちゃうのですけど。
せっかくの広いお庭を楽しめなくないですか?
お子さんが庭で遊んでるのとか、見えにくくないかしら?
…きっと色々と理由があって、こういう窓の位置なのよね。と思う事とします。
我が家の場合…。
土地を決めたポイントとなった点が”眺め”って事もあって、眺めの良い方向に庭と大きい窓を設置しました。
我が家の裏は田畑が広がり、法的に住宅が建てられない土地なので、眺めが阻まれる可能性がほぼありません。
方角的な法則では日当たりの良い南側に大窓仕様が一般的です。
我が家の土地は東西南北に対して土地の位置が斜め。本来の南に面した側というのは東南方向になりますが、こちら側は我が家の場合、道路側で眺めは良くありません。
だから、いくら南向きだからと言って、道路側に大窓を付けたい気分にならなかったですし、東北から東南にむけてのせっかくの眺めを塞ぐという考えも起きませんでした。
ですから、東北側に一番大きな掃き出しの窓と庭。
そして、東側に腰高の大き目の窓を設置しています。
毎朝、朝日をたっぷりと浴びることが出来ています。
月も良く見えますし、夏場は近くの花火を見ることも出来るんですよ。
採光を調節出来るよう、バーチカルブラインド(縦型ブラインド)を選びました。
掃き出しの大窓からは庭に出られます。
夫も車いすで外に出やすい様に、レール部分が平らになるサッシを選んでいます。
6畳くらいでしょうか、ウッドデッキを付け、デッキ上部には突き出しの屋根を造ってもらい、雨の日もちょっと出るとか洗濯を干すとか出来るようにしています。
休みにウッドデッキでブランチ♪って思っても前を車がビューンとか走られて、横目に見られるのも嫌ですし、眺めると言っても差し当たり、道側は田んぼが広がってはいますが、その向こうが幹線道路なので店の看板を眺めても楽しくない。
しかし、こちら側は東北ではありますが、裏手でプライバシーが守られ、ほっとするのに凄くいい。春になるとここにブランケットとクッション持ってきて寝たりできます。
デッキには十分日が当たって暖かいので、犬と一緒に日向ぼっこやティータイムが楽しめます。
そして、夏場は南の直射日光をウッドデッキが浴びることもないので、熱くもならない。
意外とこれが盲点で、樹脂製のデッキだったりすると、熱くて素足で歩けないとか、やけどするという事もあるそうです。
そして、庭は今のところ芝生です。
北側とはいえ、日当たりが悪い訳でもないので、ちゃんと青々と茂ります。
通り一遍に窓は南向き!とかお勝手口は裏!とか固定概念を取っ払って、この”眺め”を大事にしたことで、季節や自然を家の中にいても感じられる暮らしをすることが出来ています。
夏の早朝の朝日に…
見事な夕焼け・・・
こうして、自宅から空を見上げて、気持ちいい~って前は思えたかしら?
窓の位置の考え方は色々あると思うのですが、我が家の場合、
固定概念に囚われず、窓の位置を考えたことは正解でした!
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