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重度障がい者の国会議員に関して、少しホッとするニュースを見ました。

バリアフリーとは
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障がい者の妻です。
夫が愚痴や不満を言うのを聞いたことがありません。社会を冷静に見つめ、飄々といつもしています。

もちろん、社会で起こるおかしなことや間違いを冷静に指摘しておりますが。。。

障がい者の妻の私は普段の生活に困っていると言えば困っているし、、困っていないと言えば困っていない。
なぜなら、現状で夫と共にできる事しか考えないから。

日本にはまだ福祉制度があるので、それを利用させて頂いているのは、ありがたいことです。そこに携わる人々の優しさにも本当に感謝しかありません。

ですが、私は前にも書いた通り、時に社会で起きる不条理なことに気が散って、心萎れることがあります。

「税金泥棒発言」と「山本太郎氏」と私のモヤモヤ。
モヤモヤの発端は堀江貴文氏の「税金泥棒」の話をネットのニュースでチラ見した時から。どうせ、また彼のくだらない発言が炎上でもしたのかなと気に留めなかった。でも、その後の話がさらにあったらしく、ネットニュースの見出しでまたこの「税金泥棒」の文字を見かけた。

維新の松井一郎氏の発言。
こうした意見に賛同する人々がたくさんいることに心痛めています。

<国会バリアフリー>介助制度ないと働けないのか 維新・松井代表が発言

重い障害のあるれいわ新選組の参院議員二人が、障害者が働いている間も介助を受けられるよう制度の見直しを求めていることを巡り、日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は三十一日、「介助制度がないと働けないのか。違うと思う。支援を受けずに働いている人もいる」と疑問を呈した。障害者団体は「問題を理解していない」と批判している。

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重度の障害があるNPO法人「日本障害者センター」の家平悟事務局長(48)は、松井氏の発言を「障害の状態によって必要な支援が異なることを理解していない」と強く批判。「制度を見直しても、家庭で使える介助サービスを職場でも使えるようにするだけ。財政負担が激増するわけではない」と反論した。

東京新聞より:https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201908/CK2019080102000153.html

 

政治家でありながら、これを知らないのでしょうか?

障害者の権利に関する条約(略称:障害者権利条約) (外務省ページです。)

身体の自由が取れないことが障壁となり、平等が保たれないからこそ、憲法があり条約が作られている。
それらを行使するのも人間です。
行使すべき立場の政治家からこうした考えが出てくるので、時に私は虚無感に苛まれるのです。

祝!障がい者の国会議員誕生!-障がい者の妻として思う事。
重度障がい者の国会議員が誕生した。これは、本当にスゴイ事だと思っている。嬉しい反面、この状況に対しての社会の反応を知りたくない。当然、好意的な人々だけではないという事を知っているから。

決して読者の多くない私のブログにたまたま訪れて下さった、”あなた”はどうお考えになるのでしょう。。。?

しかし、与党自民党の議員さんながら、『ホッ』とさせてくれるニュース記事を読みました。

れいわ舩後・木村氏は「フロンティア」 自民・武井氏が「重度訪問介護」費用負担を評価する理由

武井衆院議員は31日、ツイッターで、参院の費用負担について、与党議員でありながら前向きな意見を述べて、注目を集めた。武井氏は、松井氏の主張について「懸念、反対の意見が多く出ています」としつつも、「今回の参議院の判断は評価されて然るべきだと思っています」とし、

「当面負担、とあります。すなわち永久的にそうするということではなく、会派政党の負担のあり方なども含め、実際に議会活動が始まる中で不断の検討があるということです」
「まだ議員活動も始まらないうちから『高額所得者になったのだから返上しろ!』などというのはバッシングに等しく、これでは重い障害の方が政治に一歩踏み出すことは難しくなってしまいます
「今回の2議員の当選は、日本の憲政史上画期的なことだと思います。もう少し寛容な心で見守ることができないのか、と心から思います」

などと投稿した。

 

参院の費用負担を非難した「維新」の2氏には、次のように提言した。

彼らが『保守政治家』であれば、こういう方の新しい一歩を温かく見守ることはお金の浪費とも思わないでしょう。ネットは社会を分断してしまうので、政治家は煽るようなことをしちゃいけない。これを言えば、どういうふうに人が感じるかまで思いを致して、発言しなきゃいけない。自分たちのなかでは当たり前なことでも、違う立場の人、障害やハンディキャップがある人、外国にいる人が見たらどう思うのか、どう影響を与えるのかを考えなきゃいけない。その人の歩みに思いを致せない政治は、少なくともわたしの思う懐深い『保守』ではないです

Jcastニュースより:
https://www.j-cast.com/2019/08/02364241.html?p=all

上記リンクの内容をぜひ読んで頂けたらと思います。

物事を冷静に俯瞰した意見だと思います。

人には自由に語る権利があります。
政治家だろうが、障がい者だろうが、若かろうがお年寄りであろうが、日本において、語る自由は阻まれてはならないものです。
しかしながら、私たちは子供のころからある一定の知識を得る機会、また教育を受けてきたと思います。
自由に語る権利はありますが、それが、あたりまえに人に親切にすること、困った人を助けること、人を傷つけてはいけないこと、、などを加味せず語って良いわけではないはず。

それを、、単純に忘れた大人が多いと思うのです。
権力を握り、さらにお金と利権がからむと益々忘れていきます。

折角、子供の時に得た揺るがない”教養”をどこに置き忘れてしまったのでしょうか。。。
ええ、多くの政治家の皆様、、お忘れの方が多いようです。
いえ、彼らが「政治屋さん」になってしまったので、儲かるか儲からないかでしか思考しなくなったから・・・のように感じます。
そして、努力しても儲かれない人々は荒み、社会に悪意を抱くしかなくなっていっているのでは。

何千年と進化した高度な知能を持つ人間社会であるなら・・・
知性と教養のある人間社会を形成する政府があるのなら・・・
もっと高度に洗練された人間社会を作ることは可能だと思うのです。

身体の自由が取れない障害が障壁となり平等が保たれないからこそ、憲法があり条約が作られているのです。
高度な知能と知性を持ち合わせた人間だからこそ、作り得た憲法や条約です。まず、それを行使しなければならない組織はどこなのでしょうか。

日本だけじゃない、世界中で本当なら出来るはずなのです。
それが、そこに至らないのには、人々はあまりにも経済優先、生産優先、お金優先でしか物事を計れなくなってしまったからではないでしょうか。

国会議員となった、重度障がい者の必要とする現状を社会が見て与えるインパクトは大きかったはず。
重度障がい者の現実を社会が知ること。彼らが国会議員になったことで、テレビに映り、人々が目にすること、そして政府の対応が報道されること。それこそ、彼らが出てきた理由であるのに、そこに注目も出来ずに”お金”を大切な”税金”と言い換えてさももっともなことを述べる松井氏の思考回路は非常に浅い。

まあ、結局は障がい者の国会議員への介助費は”金の無駄遣いだ”という理論です。『生産性のない重度障がい者は表に出てきて働くな、余計な金が掛かるわ』と関西弁で言ってそうです。

私がいつも思う事は、、、

人は突然に、明日、もしかすると数時間後、人生では望まない”当事者”となることがある。日々を元気に豊かに過ごせる時間がずっと続くかは、”誰にも”保障されていない。

と言う事です。

コメント

  1. より:

    全く、その通りです。
    人類は歴史や時間、科学の進歩によって、賢く、豊かに、平和に成ったと、決して言えないではないですか。今の世界情勢を見て明らかです。
    そう思うのは、ほんの一部の人、それは多くの人間が、特にリーダーシップを執る者達の動悸が、利己的で貪欲に有るからでしょう。
    正直で純粋な心は、大人になるにつれ、どこかに置いてくるように、社会環境が仕向けるのですかねー 「バカが損をする」?いいえ!
    それが全うで、当たり前、利他的な精神や考えが、人々に確り根ずき、それが、全ての人々が平和と安全への近道と聡ら無い限り、差別、不公平、争いは続くでしょう。今の社会、こう成ってしまったからには、無理か。