家計簿付けて電卓叩いて「自助努力」。これしか安泰な老後はないのかな?

お金のこと
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家を建てる。家電家財を買う。水と電気、ガスを使う。食品を買う。病気をする。車を買う。移動(旅行)する。

全部、お金がかかります。最低限に必要なものもあれば、なくても暮らせるものもある。
収入に合わせてこの配分をしなかったら、一気に赤字になり、借金生活です。
ですが、日本人の多くは『住宅ローン』を抱えているので、大方”借金”を抱えています。
我が家も住宅ローンという借金を抱えています。
しかし、この住宅ローンが無かったとしても、持ち家が無く、賃貸して家に住まなければならないとしたら、家賃が出ていきます。
どちらを取るか、それは生活スタイルや価値観などで変わるものです。

ですから、家計を預かる主婦として、お金の配分って重要ですよね。

でも、切り詰める…だけが家計の改善方法なのでしょうか??

食費を削り、できるだけ貯金する?

正直、疑問に感じています。
値上がりすれば、、税金が上がれば、社会保障費の負担が増えれば、給与が上がらないと切り詰めても苦しくなるだけ。
別に多少上がろうが平気という収入を得ているならば、さほど気にはならないかもしれない。
収入に対して、税金が上がっても、社会保障費が上がっても、それが占める率が大したことないなら。この度の消費税プラス2%も人によっては大した額には感じていないと思います。むしろ、未来の子供たちに負の遺産を残さないために増税はやむおえないと。
しかし、本当にそうなのかな。

Q1 消費税を10%に上げて景気は大丈夫?
Q2 日本財政危機なの?
Q3 ギリシャのような財政危機が心配?
Q4 財政再建するには消費税が必要?
Q5 社会保障のためなら仕方ない?
Q6 福祉目的なら増税してもいいの?
Q7 日本の企業の税負担は高いのか?
Q8 消費税は平等な税では?
Q9 日本の消費税は世界と比べて低い?
Q10 各国の財政再建策は?

全商連[全国商工新聞]

いかに日本が世界の逆の措置を取っているかが解る。

日本の消費税増税で北欧の福祉国家のようになると思っていたら勘違いですし、この消費税で良い方向に変化すると考える識者の方が少ない。

他にもデータはたくさんあります。
日本が社会福祉に使うお金の負担率とか、、
大企業が支払う法人税の課税率とか、
企業が払う社会保障額の負担率とか、
富裕層への税率とか、
日本の中のお金全体がどのように流れているか?を良く知ることです。
残念ながら、調べるほど、より富裕層へ、現政府と利害が一致した大企業へと流れる仕組みとなっているのが透けて見えてくると思います。

ブログ主題から離れるけれど・・・

如何せん、障がい者の夫と二人暮らし+犬。
社会の負の部分も知る機会が多く、やはり無視できないでいます。

障がい者を持つ家族として、一定の収入を得られなくなるということほど怖いことはありません。
私の暮らしに対する不安はそこにあります。そのために備えておこう!と、もちろん貯金をしたりお金をどう使ったらよいか真剣に考えていますし、実際、その備えを出来るだけ頑張っています。

高い保険料を掛けておくこと。
無駄遣いせず、貯金をすること。
社会保障について調べておくこと。
経済に疎くならないようにしておくこと。

我が家の『自助努力』です。
年金問題が起きてからこの言葉、本当によく聞きます。
自助努力しない人が多いのも確かです。でも、大半の人々は我が家同様、自助努力したいと思っているでしょうし、しているのだと思います。
しかし、考えれば考えるほど、日本社会を見渡すと自助努力できる社会にはなっていない気がしてなりません。

「自助努力」に疲れた日本人が多くなっていませんか?

前にも書いた通り、日本人の幸福度が低い理由を調べたときに本当に感じました。

幸福度1位のフィンランド。わたし達の幸福度を上げる要素って本当は何なんだ?
フィンランド、『福祉国家』です。やはり、障がい者のいる家庭ですから、”福祉”って重要なんですよね。。『福祉国家』だからこそ、幸福度ランキングで上位なのだろうと思うのです。ちょっと気になり、ランキングのグラフをよく見てみました。いったい幸福度は何で図られているのか、どんな理由で高くなっているのかな??

私がここで至った結論は、人々の不安感が様々な生活での行動に連鎖し、不寛容な社会となり、生活の自由度が低下し、日本社会がディストピア化しているので、幸福度が低いということ。

なんでなのでしょうね。

「自助努力」できない裏側にあるもの。

我が家も、どちらかといえば、低い年収です。
ですが、犬と二人暮らすのに今のところは困ってはいません。あるだけで暮らせればいいです。

ですが、我が家よりもずっと低い家計で暮らしている人々がいるわけです。
もちろん、、稼ぐ努力をしていない人もいると思います。

先週、私の会社で、2週間働いて辞めていった派遣社員がいます。
そんな派遣社員を見ていると、、もっと頑張れよ!うちで務まらないならどこに行っても正社員なんて出来ないよ。。って思います。
でも、彼らをじっと見ていると、、、それだけじゃない気がするのです。
彼らは、『働くこと=収入』でしか考えられない状況に陥っていて、まず、”収入”が無いと困る状態になっている。
まあ、我が家の家計もそれは同じなのですけど。。

だから、職を選ぶことも出来なければ、それなりの資格や技術を再度学ぶ機会も作れないまま、兎に角、今、収入が得られる職に就く。
私の会社が受注する仕事は技術職なので、技術を得る時間がいるのですが、正直、この技術が得られるまでの時間を耐えなければならない。
さらに、資格を取ればそれなりに給与は上がります。しかし、時間と勉強と経験が必要です。
ただ、もうちょっと頑張って、社員になれば賞与も出るようになるんだから、一度、腰を据えて頑張って見たらいいのに…と思うのだけど、続かない。彼らはすでに下積みができる年齢ではなく、諦めて、また別の派遣先へと流れて行っているのだろうと思う。
あるいは、仕事に向き合い努力するという機会を得られないまま人生を歩んでしまったのかなとか、それを教えてくれる環境が無かったのではないかと。
あるいは、本当にやりたい仕事ではなくお金のための仕事であるので、継続の意欲がわかないのかもしれません。かと言って、やり直すために教育を受けたくても、先立つお金と気力も無いという悪循環。
わが社に来た男性派遣社員は20代後半から30代後半の独身男性です。やはり、結婚し子供のいる男性が派遣としてくることはありません。家族がいると、また別のモチベーションがあるのでしょうけど。

それから、別の問題もあります。
女性の給与。男性と変わらない仕事をしても、どうしても女性の方が少ない。
現在の、私の会社がその事実が起きている場所だからです。
私は全員の給与と賞与を知っています。仕事だから。
毎年の男女の給与と賞与の差を知っています。昇給額も違います。
昨今、これはどうだかと、、、自分も女性ですから言いにくいですが、社長にそれとなく言いますが、イロイロ言い訳されます。
そして、派遣会社への支払額と派遣社員の受取額も大方解ります。
派遣社員には当然、「賞与」はありません。

雇用が伸びたと言っても、この派遣社員がどれだけ多いのか。。女性の給与も上がらないですし、やはり性差別は確実にあると思います。
これも、データでそこらかしこにありますから、興味のある方はご自分でお調べください。

「自助努力」できるスタートラインにも立てなくて、自分の将来を諦めて、意欲を失っている人、どれだけいるのか?と思うのです。

幸福度の高い国にどうしたらなれるの?

私は、前にも書いた通り、日本は瀬戸際に来ている気がしてなりません。
もちろん、日本人の多くが親切で暖かく、優しさを持っていますが、反面、差別や蔑視や不寛容さも同時に持っていることに気が付いていないのではないかと思うのです。

それは、テレビを見ていると良く解りませんか?

感じていても、自分には何の力もないので目をつぶっています。
成るようにしかならない。それが現実です。

私は今の暮らし、仕事や生活に満足はしていますが、社会を見渡すと理不尽だと感じることが色々あります。
それは、世界を見ても同じなんですけど。。

世界経済が低迷するとニュースが伝えます。
ここで消費税が上げられると必ず、消費は冷えます。
そうすると、日本経済は上がっていると言いつつ、確実に落ちます。
そしたら、最初に切り捨てられるのは前例通り、やはり弱者です。そう、期間労働者やパート社員と派遣社員。
そうやって、会社は潰れない仕組みを維持するのですが、内部留保はたっぷりあってもそうするのです。社員ではないから。法律的に問題なし。気兼ねなく切ってOK。
『規制緩和』で人材派遣が可能になりましたが、過去は労働者保護の観点から『規制』されていたものです。
この制度が緩和されたのは、1987年。
このあと、日本は本当に経済成長したのでしょうか?
いいえ、このあとバブル崩壊。デフレがずっと続きます。
この後、貧富の差は確実に広がりました。
労働分配率が下がる一方、高額の役員報酬を受け取る人は増えています。
政府はなぜ「人材派遣」を「緩和」したのか?
誰のためか、そう、これで利益が上がる人の為。解りますよね。

正直、バブル崩壊後の日本の進んできたやり方は大きく間違ってきたように思います。やはりアメリカのやり方を日本で真似をしたことにあると思います。
自由競争社会。間違っていないかもしれませんが、やはり競争したことで「勝ち組」と「負け組」が出来ました。
それが行き過ぎないために、日本は「規制」が保護していたはずなのですが、これが緩和されたことで、ワーキングプアという人々を産んできました。
アメリカは自由で成功者も多い反面、社会保障も福祉も充実していません。
貧困層の犯罪も多いですし、低所得者層と富裕層と完全に分かれてしまっています。
アメリカのような社会制度がいいと私は思いません。

経済的にもし困ったなら、せめて子供たちだけでも平等な教育を受けられるような国なら、20年後はもっと幸福度も上がる国になれないでしょうか?

終りにします。

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